終活は生前準備とも呼ばれ、
『残りの人生をよりよく生きるため、お葬式やお墓、遺言・遺産相続などを元気なうちに考えて準備する』ことをいいます。
昔は、お葬式にまつわることは「縁起が悪い」と考えられ、事前に準備をしておくことを避ける傾向が見受けられました。しかし最近では、元気なうちからご自身やご家族の人生のエンディングについて検討される方がとても増えています。
終活を行うことは、いざという時に慌てず、後悔のないエンディングを迎えることにつながります。事前に準備をしておくことで、ご本人の希望を実現させるだけでなく、遺されるご家族の負担を軽くすることもできます。また、元気なうちに終活を進めることのメリットとして、これまでの半生を振り返ることで、これからの生活をより有意義に過ごせることも挙げられるでしょう。
進め方に困った時は、専門家の知識を借りるのも一手です。お葬式のことなら葬儀社に、遺言のことなら司法書士や行政書士に。それぞれの専門家に相談をすることで、新しい視点や気づきを得ることができるかもしれません。
「とにかく何から始めたらいいのか分からない」
という方には、
エンディングノートの活用をおすすめします。
終活を行うために必要な内容が項目ごとにまとめられているので、書きやすいところから少しずつ進めていきましょう。
記入したノートをご家族と共有しておくことも忘れずに。
当コラムでは、終活のなかでも【お葬式】について詳しくご案内します。次回のテーマは「遺影写真の選び方」です。
詳細は葬祭サービス「エテルノ」(阪急阪神東宝グループ)ホームページへ