
世界遺産にも認定されている下鴨神社は、
京都市内の中心部を流れる鴨川と高野川に囲まれた場所に位置し、
常に浄化されると言われており、
京都随一のパワースポットとして知られています。
歩くだけでも運気がアップすると言われ、真夏は猛暑となる京都市内ですが、
緑豊かな「糺の森」を擁する下鴨神社は、とても清々しく、涼やかな気持ちになります。
朝一番に参拝するのはもちろん、
7月の土用の丑の日前後におこなわれる夏の神事「みたらし祭」や、
8月から開催される「光の祭」は、日が暮れてからお出かけするのが楽しく、この時期だけの神秘に満ちた空間が広がります。
昼間とはまた違った、夏の夜のひとときを、ぜひ京都で過ごしてみませんか。
下鴨神社
平安時代、季節の変わり目になると、貴族は禊ぎ祓いをし、罪やけがれを祓う習わしがありました。土用の丑の日に境内の御手洗池に足をひたせば、罪やけがれを祓い、疫病や安産にも効き目があると言われています。毎年、御手洗社において「足つけ神事」がおこなわれます。御手洗池の湧き水は真夏でも20度以下の冷水。ひんやりとした清らかな水に足の膝までをひたし、無病息災を祈ります。誰でも参加できます。
下鴨神社
昨年にひきつづき、今年も開催される、光のクリエーター集団「チームラボ」が手掛ける神秘的な光のアート。森の参道を光のアート空間にする作品「呼応する、たちつづけるものたちと森—下鴨神社 糺の森」と、下鴨神社の楼門の中の空間に「呼応する球体—下鴨神社糺の森」を展示し、参道沿いの木々と楼門内がライトアップされます。料金は1000円。
下鴨神社から歩いて17分
フルフル寒天とアンズの豆かん
千葉県で採れる天草を数時間煮出し、固めてからひと晩寝かせる寒天は、香りも食感も別格。毎朝ふっくら炊きあげる赤エンドウ豆の上から黒蜜をかけていただく。あんず豆かん650円。
下鴨神社から歩いて20分
厄を祓う鎌餅は、黒砂糖風味のあんが決め手
豊作を祝い、厄災も祓えるようにとの願いが込められた細長い鎌餅。鎌先を模した細長い形で、経木でひとつずつ丁寧に包まれている。伸びが良い餅の中には黒砂糖風味のこしあんが。1個216円。
下鴨神社から歩いて10分
外はカリッと、中はムッチリのみたらし団子
近江米で作る大きな団子を串に刺して香ばしく焼き、甘さ控えめの醤油だれをたっぷりと。テイクアウトは1本200円から。バター醤油は店内限定、飲物とのセットで400円から。