
子年は新しい運気のサイクルの始まりです。
植物にたとえると種子が膨らみ始める時期であり、未来への大いなる可能性を感じさせます。
また、ねずみは子どもをどんどん産んで数を増やしていくことから「子孫繁栄」の象徴でもあります。
そんな年の初めに、運試しをかねて、かわいい干支みくじを手に入れませんか?
京都で話題の3つの寺社をご紹介します。
北野天満宮
北野天満宮は、菅原道真公をご祭神としておまつりする全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社。天神信仰の発祥の地であり、親しみをこめて「北野の天神さん」「北野さん」などと呼ばれています。創建は、平安時代中頃の天暦元年(947)。
江戸時代には、各地に読み書き算盤を教える寺子屋が普及し、その教室に天神さまがおまつりされたり、道真公のお姿を描いた「御神影」が掲げられて、学業成就や武芸上達が祈られてきました。このことが「学問の神さま」「芸能の神さま」として広く知られるようになった所以です。
境内には、菅原道真公ゆかりの梅の木50種約1500本があり、2月初旬から公開されます。十二支がそろう福みくじ(500円)にも梅の花が描かれています。
坂田焼菓子店
ビッグサイズのクッキーやアメリカンなパイがそろう焼き菓子店。店主・坂田保子さんが早起きのため、朝9時から焼きたてのスコーンが並ぶ。しっとり甘めの生地にくるみが入ったメイプルウォールナッツ260円など。店の焼き菓子を散りばめたイラストは友人である画家の今井麗さんによるもの。
大豊神社
かわいい狛ねずみがいることから「ねずみの社」と親しまれているのが、京都・哲学の道に近い「大豊神社」(京都市左京区)。創建は仁和3年(887)と歴史も古く、御祭神は医薬祖神の少彦名命(すくなひこのみこと)に、学問の神の菅原道真公、勝運の神・応神天皇です。
狛ねずみが鎮座するのは、末社・大国社。大国主命(おおくにぬしのみこと)はねずみと深い縁があるといいます。これは、大国主命が野火の危機にみまわれたときに、ねずみが命を救ったという神話にちなんでいます。大国主命は縁結びの神様、さらにねずみが多産であることから子授け、安産などのご利益を祈願する人も多数。
狛ねずみみくじ(500円)をはじめ、ねずみお守り、絵馬など、ねずみづくしの授与品はどれもかわいらしい。
プルストカフェ
カフェとはいえ、クオリティはレストラン。高野川沿いにあったイタリアンが名を変えて移転したこちら。粒マスタードまでとことん自家製にこだわりシメのコーヒーまでしっかりと味わえます。深いコクを感じさせる大人のナポリタン、カスタニーノ(1,100円)はぜひ食べて。
因幡堂
がん封じで有名な平等寺は、因幡堂や因幡薬師の通称で親しまれているお寺。因幡国司であった橘行平(たちばなのゆきひら)によって創建された寺院ゆえ因幡堂と呼ばれ、正式には平等寺といいます。
長徳3年(997)、任務を終えて京都に帰る途中の行平は、夢のお告げに従って海中から薬師如来を引き上げ、草堂に祀りました。行平が京都へ帰ったのち、この薬師如来が行平を追って邸宅を訪れたため、長保5年(1003)に行平は屋敷を改造して薬師如来を祀ったとされています。ご本尊となった薬師如来像は、嵯峨釈迦堂の釈迦如来、信濃善光寺の阿弥陀如来とともに、日本三如来と呼ばれています。
こちらの授与品で人気なのが干支みくじ(300円)。十二支がそろい、どれもかわいらしい表情です。おみくじでは和歌が詠まれ、運勢が示唆されています。このほか、御朱印帳やお守りには、インコや文鳥など小鳥のデザインが。こちらも女性に人気です。
カフェ セルジュ
余計な飾りのいらない、作りたてのシンプルなおいしさを提供、パティスリーが移転とともにカフェに転身しました。温かいタルトタタンやなめらかな食感のレアチーズケーキなど、自家焙煎コーヒーと一緒にあじわいたい。濃厚味わいだが口当たりは軽やかなオペラはコーヒーとセットで1,000円。