TAYORI の
全国の生産者から届く「旬の食材」を使った定食などがいただける「TAYORI」。「食の郵便やさん」をコンセプトに、食を通じてそれぞれの想いを橋渡ししたいと、店内にはポストを設置。実際食べた感想や感謝の気持ちなどを手紙に書き投函すれば、そのまま生産者に届くという、おもしろい取り組みをおこなっている。
自家製ドレッシングなどの加工品も製造するなか、暑さが続くこの時期におすすめなのが、自家製のドリンクベース。常時4種類が販売され、時期によっては限定フレーバーが登場することも。島根県産の出雲生姜と4種類のスパイスをじっくり煮込んだ「自家製出雲ジンジャーシロップ」(1,500円)は同店1番人気のフレーバー。ソーダで割ると夏にぴったりのさっぱりとした味わいに、ウィスキーで割って素敵な夜のお供にも。お好みのアレンジを探してみて。
koé donuts kyoto の
「オーガニック」「天然由来」「地産地消」をキーワードに、環境に配慮したドーナツを販売する「koé donuts kyoto」。京都をはじめ日本各地のこだわり食材を使い、京都らしい五色豆やカラフルなアイシングは、思わず見惚れてしまうかわいさ。季節限定のフレーバーなど、約30種類のできたてドーナツが随時楽しめる。
もちもち・コエドーナツ200円(8月以降 220円)
金ごまオールドファッション280円(8月以降 300円)
焼きドーナツ 五色豆380円(8月以降 400円)
そんなドーナツと並んで人気なのが、全国から予約が殺到する「クッキー缶」。有機小麦粉や有機全粒粉など厳選素材を使用した「エシカルクッキー」24枚の詰合せとなっている。カラフルなミニドーナツをぎゅっと詰め込んだような見た目で、ティータイムの主役になること間違いなし!バターが香るサクサク食感のプレーン味をベースに、キャラメルナッツやチョコレート、また赤紫蘇といった一風変わったフレーバーも。
Masahiko Ozumi Paris の
フランス・パリで修行を積み、五つ星ホテルでのスーシェフ経験を持つ小住匡彦さんが営むパティスリー。大学で建築学科を卒業した経歴から、3Dプリンターを活用したオリジナリティ溢れるケーキを販売している。
毛糸を編んだニットのような見た目から通称「Zabutonモンブラン」とも言われる、「モンブラン ノワール」(900円)は、看板商品の一つ。中身は兵庫・丹波の希少な栗「銀寄」と洋栗をブレンドしたムース、ミルクチョコガナッシュ、ジャンドゥーヤ、チョコレートビスキュイの4層仕立て。栗をそのまま食べているかのような濃厚な味わいと、ローストアーモンドのザクザク感に芳ばしい香り…計算されたマリアージュに思わずうっとり。
上(しょう)の
大阪・岸和田の菓子屋「餅匠 しづく」の姉妹店。店主・石田嘉宏さんが作るのは「お菓子で百薬の長を目指す」をテーマに、味や見た目の華やかさよりも体への優しさにこだわった素朴な和菓子。餅米や小豆、米粉や砂糖には、自然農法や無農薬栽培のものを使用し、素材本来の味や香り、そして色がお菓子に表現できるよう気を配っているそう。
食事がなかなかとれない修行中の弟子に釈迦が食べさせたという、2600年前のお菓子をモチーフにした「静神丸」(540円)は、発芽ハトムギ、黒胡麻、蜂蜜を合わせて作った、同店限定の上生菓子。健康を祈る大切な人への贈り物にいかが?