
TAYORI の
ウッドテイストの落ち着いた雰囲気の店内
全国の生産者から届く「旬の食材」を使った定食などがいただける「TAYORI」。「食の郵便やさん」をコンセプトに、食を通じてそれぞれの想いを橋渡ししたいと、店内にはポストを設置。実際食べた感想や感謝の気持ちなどを手紙に書き投函すれば、そのまま生産者に届くという、おもしろい取り組みをおこなっている。
自家製ドレッシングなどの加工品も製造するなか、暑さが続くこの時期におすすめなのが、自家製のドリンクベース。常時4種類が販売され、時期によっては限定フレーバーが登場することも。島根県産の出雲生姜と4種類のスパイスをじっくり煮込んだ「自家製出雲ジンジャーシロップ」(1,500円)は同店1番人気のフレーバー。ソーダで割ると夏にぴったりのさっぱりとした味わいに、ウィスキーで割って素敵な夜のお供にも。お好みのアレンジを探してみて。
1番人気の「自家製出雲ジンジャーシロップ」(270ml)。ソーダで割り、レモンやライムの果汁を絞って風味づけするとすっきり爽やかな味わいに
「自家製黒糖バニラコーヒーシロップ」(270ml)は牛乳や豆乳、オーツミルクなどと割るのが定番でおすすめの楽しみ方。黒糖の香ばしい風味とバニラの奥深い香りが感じられる
東京・谷中銀座商店街の細い路地に、ひっそりと佇む「TAYORI」
生産者へと繋ぐ、店内ポスト
ドリンクベースは常時4種類がスタンバイ。「自家製出雲ジンジャーシロップ」「自家製シトラスコーラシロップ」「自家製黒糖バニラコーヒーシロップ」「自家製スパイスチャイシロップ」(各270ml・1,500円)。季節限定フレーバーは、SNSでチェック
koé donuts kyoto の
全65席の開放的な店内奥には、ドーナツを揚げてトッピングするまでの全行程がカフェから覗けるオープンファクトリーが【photo:(C)Masaki Hamada (kkpo)】
「オーガニック」「天然由来」「地産地消」をキーワードに、環境に配慮したドーナツを販売する「koé donuts kyoto」。京都をはじめ日本各地のこだわり食材を使い、京都らしい五色豆やカラフルなアイシングは、思わず見惚れてしまうかわいさ。季節限定のフレーバーなど、約30種類のできたてドーナツが随時楽しめる。
もちもち・コエドーナツ200円(8月以降 220円)
金ごまオールドファッション280円(8月以降 300円)
焼きドーナツ 五色豆380円(8月以降 400円)
そんなドーナツと並んで人気なのが、全国から予約が殺到する「クッキー缶」。有機小麦粉や有機全粒粉など厳選素材を使用した「エシカルクッキー」24枚の詰合せとなっている。カラフルなミニドーナツをぎゅっと詰め込んだような見た目で、ティータイムの主役になること間違いなし!バターが香るサクサク食感のプレーン味をベースに、キャラメルナッツやチョコレート、また赤紫蘇といった一風変わったフレーバーも。
「koé donutsクッキー缶」(1,800円 ※8月以降 1,950円)は、一つひとつ手作りのため数量限定。賞味期限は2〜3週間。
プレーン12枚+フレーバー12枚(ホワイトチョコレート、チョコレートクランブル、キャラメルナッツ、チョコレートココナッツ、チョコレートストライプ、ホワイトチョコラズベリー、抹茶チョコレート、金ごま、レモン、チョコレートピスタチオ、赤紫蘇、ほうじ茶チョコレート)
シルバーでスタイリッシュなクッキー缶。イラストレーター・長場雄のイラストがポイントに。このほか、“for you” ”thank you” ”happy birthday” ”congratulation”の4種類から目的に合わせてデザインを選べる、ギフトデザインのクッキー缶も。
※クッキー缶のデザイン変更の可能性あり
コンクリート調のシンプルな内装に、京都の職人が伝統的な六ツ編みで作った竹籠が印象的な店内【photo:(C)Masaki Hamada (kkpo)】
Masahiko Ozumi Paris の
店内すぐ、大きなショーケースがお出迎え。平日は常時12〜14種類、休日には24種類前後の芸術作品のような美しいケーキが並ぶ
フランス・パリで修行を積み、五つ星ホテルでのスーシェフ経験を持つ小住匡彦さんが営むパティスリー。大学で建築学科を卒業した経歴から、3Dプリンターを活用したオリジナリティ溢れるケーキを販売している。
毛糸を編んだニットのような見た目から通称「Zabutonモンブラン」とも言われる、「モンブラン ノワール」(900円)は、看板商品の一つ。中身は兵庫・丹波の希少な栗「銀寄」と洋栗をブレンドしたムース、ミルクチョコガナッシュ、ジャンドゥーヤ、チョコレートビスキュイの4層仕立て。栗をそのまま食べているかのような濃厚な味わいと、ローストアーモンドのザクザク感に芳ばしい香り…計算されたマリアージュに思わずうっとり。
まるでニットのよう…繊細に作り上げた表面
丸型など目を引く個性的なケーキの数々
店内
「モンブラン ノワール」(900円)モンブランを通して日本文化を世界に発信したいと考えていたところ、ふわもこ素材のパジャマにインスピレーションを得てざぶとん×ニット素材のモンブランを開発
上(しょう)の
「思考のショーケース」と位置付ける店内はシンプルで無機質。土とにがりのみで古来の工法により作られた巨大なテーブルが主役。
大阪・岸和田の菓子屋「餅匠 しづく」の姉妹店。店主・石田嘉宏さんが作るのは「お菓子で百薬の長を目指す」をテーマに、味や見た目の華やかさよりも体への優しさにこだわった素朴な和菓子。餅米や小豆、米粉や砂糖には、自然農法や無農薬栽培のものを使用し、素材本来の味や香り、そして色がお菓子に表現できるよう気を配っているそう。
食事がなかなかとれない修行中の弟子に釈迦が食べさせたという、2600年前のお菓子をモチーフにした「静神丸」(540円)は、発芽ハトムギ、黒胡麻、蜂蜜を合わせて作った、同店限定の上生菓子。健康を祈る大切な人への贈り物にいかが?
定番人気の和菓子に加え、年4回ほど変わる季節を彩る限定商品も。天から降ってきて、地上に溜まる水滴を表現した「雫」(432円、左)、「静神丸」(540円、左から3つ目)などは「上」限定の上生菓子。
外観
生菓子のほか、最中セットの詰め合わせ(6個・1,858円〜)なども。
桐箱に入った詰合せは、3・6・9・12個りなどがある。好きなお菓子を選んでおもたせに。