NUMBER SUGARの
ハイセンスなブティックやカフェが集まる、表参道エリアに店舗を構える「NUMBER SUGAR」。砂糖を焦がしてから生クリームを加える昔ながらの製法で、無添加にこだわった口溶けなめらかで濃厚な味わいのキャラメルを製造・販売している。
看板商品の「CLASSIC CARAMEL」(各124円)は、レシピができた順番にナンバリングされた全12種類。創業当初に生まれた、シンプルな「No.1 Vanilla」のほか、一番人気は「No.2 Salt」。フランス産ブルターニュの塩とイギリス・マルドンの塩の2種類を使用し、奥深い甘さの後に残る塩気が絶妙なアクセントに。お好みのフレーバーでチョイスしたり、誕生日や記念日と同じ番号のキャラメルをギフトで贈ったりと、選び方はあなた次第。
本家尾張屋 本店の
およそ130年の時が染み入った趣ある佇まいが目を引く「本家尾張屋 本店」。尾張の国から京都へわたり、菓子屋として創業。江戸時代中期に蕎麦屋としても開業し、今に至るまで2つの暖簾を守る老舗店だ。重厚な扉をくぐると、店内には代々受け継がれてきた素朴であたたかい蕎麦菓子がずらりと並ぶ。
なかでもおすすめは、14代目考案の「蕎麦板」。蕎麦粉を練り込んだ生地を、蕎麦の麺を打つような手法で短冊状に薄く伸ばしたお菓子は、蕎麦の香ばしい香りとともにカリッと食感が楽しめる一品。オリジナルの黒ゴマのほか、京都・宇治産の抹茶、ピーナッツの全3種類のフレーバーがラインアップし、日本茶はもちろん中国茶やコーヒーなどとも相性◎
Teddy’s Bake Shopの
洋菓子店やビーガンカフェで経験を積んだ店主・長井咲季さんが営むベイクショップ。オールドカントリー調の店内に並ぶのは、誰もが笑顔になるような個性豊かな焼き菓子たち。白砂糖不使用で一つひとつ手作り、その多くにはアレルギーに配慮した食材が使用されている。
超濃厚な「ファッジブラウニー」(430円)は、まるで生チョコレートのようなねちっとチューイーな食感ながら、ヴィーガン・グルテンフリー。ココナッツオイルと米油の甘みがほんのり香るもっちり生地にクリームチーズのほど良い酸味がアクセントの「キャロットケーキ」(530円)など、ダイエット中や健康志向の人への贈り物に喜ばれそうな品が揃う。
Pâtisserie GRÉGORY COLLETの
「洋菓子の街 神戸」で本物のフランス菓子を発信する「Pâtisserie GRÉGORY COLLET」。ショーウィンドウには、まるで宝石のように美しいプチガトーたちが勢ぞろいする。
もともとバレンタインシーズン限定商品だったが、ファンからの厚い要望を受けレギュラー商品となったのが、グランシェフパティシエのグレゴリー・コレシェフの遊び心から生まれた「ブーダン・オ・ショコラ」(1本3,267円)。豚の血で作る真っ黒なソーセージ「ブーダン・ノワール」をモチーフに、同店オリジナルで作られたそう。ほろ苦いガナッシュのなかにピスタチオやナッツ、オレンジピール、イチジクなどのドライフルーツ、砕いたビスキュイを散りばめ、ドーム型に。濃厚なショコラとさまざまな素材が織りなすハーモニーと食感を堪能してみて。