前日までの雨も上がり、緑が輝くすばらしい見学日和となりました。
小川館長に對龍山荘の概要を説明いただきながら、数寄屋造りの最高傑作と言われている建物と、館内に展示されている美術品などを鑑賞しました。
建物からは東山と比叡山を借景にした庭園が眺められます。窓に切り取られる景色や軒の深さまで、全て計算されて設計されているそう。柱や建具ひとつひとつまで吟味された、日本建築の粋を感じることができました。
昭和63年(1988年)には国の名勝に指定されている庭園も、説明いただきながら約1時間かけて見学。120年以上の歴史がある美しい庭園が、どのように守られているのかを丁寧に教えていただきました。
建物も庭園も普段は非公開ということもあり、貴重な体験に皆様満足されたご様子でした。