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物の『定位置』を
見直す

秋に持ち越さないために タイトル背景 タイトル背景

長い夏休み、お子さんのいらっしゃるご家庭では毎日三度の食事に遊び、勉強とリビングダイニングに常に誰かがいる状況だったのではないでしょうか。
人の集まる場所には物も集まります。一度集まった物たちは居場所が定まらないとそのまま放置されてしまいがち。
その状態を秋に持ち越さないためにも、今リビングダイニングにある物と向き合っておきましょう。

なぜ誰も
『片づけない』のか タイトル背景 タイトル背景

リビングに持ち込まれた家族の物。「片づけなさいと言っても誰も片づけないんです…」よく聞くお悩みです。

なぜ誰も『片づけない』のか。それは『片づける場所が決まっていないから』というケースがほとんどです。また「決めているのに片づけない!」という場合はその場所が『使う所から遠い』『しまい方が面倒』などの理由が考えられます。

お子さんの物は子ども部屋に置くもの、というのは『正解』とは言えません
リビングダイニングで使うことが多い物はリビングダイニング内に収納場所を作ると効率がよく片づけやすいです。

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原因は
『定位置のミスマッチ』 タイトル背景 タイトル背景

例えばリビング学習をしているお子さんの場合。
デスクは子ども部屋にあって、普段の勉強はカウンターやダイニングテーブルで、というご家庭はとても多いです。

ところが、そこで使う物の収納はというと「子ども部屋に持ち帰らせます」という方が時々いらっしゃいます。
「でも帰ってきたらその辺にランドセルを置いてテーブルで宿題して、翌日そのままランドセルをしょっていくんです…」つまり『持ち帰っていない』んです。

これは物の住所と使う場所が離れている『定位置のミスマッチ』が原因。定位置は一度決めたら変えてはいけないと思われがちですが、暮らしの変化に伴って常に見直しが必要です。

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『置きやすい場所』に
仮の定位置を タイトル背景 タイトル背景

お子さんの物の定位置をリビングに作る際は、ワゴンなどの動かしやすいものを使って仮の定位置を作ります。可動式にすることで見直しを簡単にする狙いです。

仮の定位置は、お子さんがいつもランドセルなどを置きっぱなしにする所あたりがよいでしょう。おそらくそこが『置きやすい場所』。置きやすければ置いてくれます。
また、ワゴンなら一人1台用意してリビングに持ち込んだ各自の物はワゴン内に収まっていればヨシとします。
そうすることでワゴンという『枠』の中で物を管理する練習にもなります。

ワゴンの位置は流動的でも大丈夫。勉強やお絵かきをする時は机の近くに、学校に行っている間は目につかない所にと2カ所くらいの居場所を用意して、本人以外のリビングにいる時間が長い人にとってもストレスのない収納にします。

リビングは家族みんながそれぞれ快適に過ごせる場所にしたいですね。
ポイントは『過ごし方』から必要な物を割り出し、各自が管理しやすい量を収められる仕組みを作ること
お子さんに限らず大人の方も一人1ワゴンは有効。特にいつも今日使った鞄の置き場所が定まらないタイプの方にはおすすめです!

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