すっきりお片付けブログ
その服は
なんで保管するの?
「思い出の服」
片付け大作戦
12月も終わりに近づき、そろそろ新年の足音が聞こえてくる時期になりました。
お片づけや大そうじなど、駆け込みで作業されている方もいらっしゃるでしょうか。
12月は新年を迎える準備も忙しい期間です。
最近は12月に片づけ・掃除を終わらせようとせず、1年かけて家の中をこまめに掃除することを「小そうじ」と呼んでいる人もいます。毎月、毎週など、日時を決めて片づけや掃除をおこなうそうですよ。
さて、1年のしめくくりとなる今回はクローゼットの整理をテーマに選びました。
今回は『子ども達の小さい時の洋服がかわいくて、どこにどうやって収納すればいいのか困っている』というご質問をいただいたので、お答えしたいと思います。
収納用品とひとまとめに呼んでも、置いてある場所によって使う用途は様々にあります。
毎日使うものを入れている、
時々必要になるもの(ストックなど)を入れている、
手放せないものを保管するために入れている、
中に何が入っているか分からない…、など
では質問です。
『毎日開け閉めしているタンスや引き出し』は、どのような服が入っているのが正しい使い道でしょうか。
先ほどの質問の答えは『いつも着ている洋服』です。
引き出しやタンスは、いつも着る服を入れるのが正しい使い方です。
しかし実際にタンスを開けてみると毎日着る服ばかりが入っている…、という人はとても片づけ上手な方くらいかも知れません。
着ていない服、優先的に着ようと思えない服、かわいいから保管するだけ、という服も入っている人もいるでしょう。
先ほどのお子さんの洋服は、下記のどちらの理由で保管したいのでしょうか。
●来年以降も着ることができそうだから保管したい
●かわいいから手放せない
この場合は『保管したい目的』を考えてあげてください。
手に入れた時の目的(誰かからいただいた服、セレモニー用に買った服、手編みをした服、子どものために作った服、など)は横に置いておくことが大切です。
先ほどの質問の解決策としては、かわいくて手放せない服は、『思い出の服』というジャンルで保管してあげる方法はいかがでしょうか。
『着るための服』ではなく『思い出の服』という種類で保管してあげます。
このような思い出の服はいつも着ている洋服とは別の場所で保管してあげましょう。そうすることで毎日の洋服選びにも影響は出ません。
別の場所とは、例えば紙袋で保管する、プラスチックのケースなどに『思い出の服』として入れてあげる、などの方法が良いでしょう。タンスの引き出しの一部を思い出の服を入れる場所として明け渡すやり方もあります。
『思い出の服』だという名前を付ければどの服も保管していい、というわけではありません。どんな服でも保管する、という状態ではいつまでたっても片づかないからです。
服は適切に保管しないと虫食い、黄ばみ、傷み、臭い、カビの原因になります。
収納場所の通気を良くする、防虫剤を規定通り取り換えて管理する、などのマメな管理が必要になってくることも忘れないでください。
思い出の服を保管したいと思うなら保管するケースの数は1つだけにする、保管する枚数は決めるなどのルールは必ず作りましょう。
手放せない服、思い出が詰まった洋服は大切な思い出の品です。
正しい方法で保管していくためにしっかりとしたルールを作り、適切に保管してあげてくださいね。