すっきりお片付けブログ
手元でできる
「両方の手の中で
終わってしまう
片付け」とは
「片付け」と聞くと、『広い場所』を片付ける、そう思っていませんか?
・持ち物を床に広げて、大掛かりな作業である
・一人ではすぐに終わらない量の物を捨てる
・何人もの人が部屋にやって来て、片付ける
片付けとは、「持ち物」と向き合う家事であることに間違いはありません。
その中でも「両手の中で終わってしまう片付け」という片付けをご存知でしょうか?
今回は暑くてやる気が起こらなくても、手元で片付けが可能な『両手の中で終わってしまう片付け』について、お話していきます。
先ほど書いた「両方の手の中で終わってしまう片付け」とは、実は『スマホに撮影した写真の片付け』のことを指します。
テレビや雑誌の影響で『片付け』と聞くと部屋を大掛かりにキレイにしていくものを想像する方が多いのですが、片付けというものは決して広い範囲に対しておこなうことだけではありません。
片付けの基本について、このブログでも何度もお伝えをしていますが、ここで改めて振り返ってみましょう。
〈片付けの基本〉
① よく使う場所
② 狭い範囲から
③ まずは15分程度
④ 分ける→減らす→(戻す)の作業をおこなう
この『片付けの基本』は、特に一人でおこなう片付けには有効です。また、暑い季節や、慣れていない環境で長い時間の作業をおこなうことが大変だと感じる場合にも、『片付け』に対するハードルを下げてくれるでしょう。
そしてこの『よく使う場所』『狭い範囲』というポイントにピッタリなのが、皆さまがいつも使っている『スマートフォンの中に撮影した写真』なのです。
スマートフォンのカメラはこの数年で驚くほどの急成長を遂げました。
スマートフォンを多くの人が持つようになったのと同時に、自分の様子や趣味のことをSNSで発信することが容易になり、その頃からスマートフォンのカメラの性能も非常によい物へと進化しましたし、その流れは今後も続くでしょう。
スマートフォンに搭載されたカメラが、家電製品売り場のカメラ売り場の様子を変えたといっても過言ではありません。
さて、そんな風に非常に美しい写真が手軽にスマートフォンで手軽に撮れる時代においては、写真データの整理は避けられないトピックになってきています。
スマートフォンの中身のデータ整理であれば持ち物の大掛かりな移動もなく、両手の中で収まってしまうので気軽に取り組めるのではないでしょうか。
では、写真を選んでいく時のポイントをお伝えします。
事前準備編
写真整理の目的を考える
このブログで何度も書いていますが、『片付けの目的』を考えてから作業に入りましょう。
写真整理の場合は「目的の写真をすぐに探せるようにしたい」「スマートフォンのデータ容量を減らして快適に使いたい」などが挙げられます。
あなたが写真整理をする目的を、いま一度考えてみてくださいね。
時間を決める
あまり長い時間ダラダラと作業すると、大変です。
15分ほどのタイマーをかけて、その間だけは頑張る、と気持ちを入れて作業しましょう。
実作業編
1. 連射になっている写真を探す
撮影した時に、間違えて連射モードで撮った写真はありませんか?
そして、その写真をすべて残していませんか?
お気に入りの一瞬を切り取った写真だけ残して、あとは削除していきましょう。
2. 同じような画角のものはないか?
先ほどと似ていますが、つい何枚も撮影している写真はありませんか?
すべてお気に入りと思うかも知れませんが、ここは『写真整理の目的』を思い出して、同じような写真は半分までに厳選してみましょう。
ここでのポイントは、『捨てる』ではなく『厳選する』ということを考えながら写真と向き合ってみましょう。
3. 中途半端なムービーはないか?
先ほどの質問と似ていますが、間違って録画ボタンを押したり、いったん録画を始めたものの「撮りなおそう」と思って、数秒で撮るのを止めてしまったムービーはありませんか?ひとつひとつは小さいサイズのファイルでも、集まると大きなサイズになります。
面倒だと思わず、削除していきましょう。
スマートフォンのデータ整理は、手のひらの中でできる小さなお片付けです。
暑くて動きたくない夏だからこそ、小さくて良く使う場所のお片付け、やってみませんか?