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思い出の品とは
どう向き合う?
卒業後の
「ランドセル」との
向き合いかた

3月は卒業の季節ですね。
特に、6年間という長い月日を通学した小学校の卒業式は、子どもにとっても、そして何より親にとっても感慨深いものです。

そんな卒業の際に気になるのは「ランドセル」の行方です。
ランドセルは6年間を子ども達の成長に合わせて背負っていけるようにと、とても丈夫に作られています。
また、入学の際にも良いものを、と思って子どもに何度も試着してもらったり、カタログを見比べたり…、という経験をお持ちの方もいるはずです。
入学式の前に、届いたランドセルを見て嬉しそうにしている子どもにさっそく背負わせたなんてことも。

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ランドセルとともに6年間を過ごしたという月日の長さも、手放しにくくさせている一因かも知れません。
実際、筆者がお客様のご自宅に行った際も、お子様がランドセルを手放したくないと言って、そのまま置いている方もいらっしゃいました。
「どうして思い出のものが手放せないのか」という点に着目して、今回は思い出の中でも「ランドセル」との向き合い方について書いていきます。

どうしてランドセルは
手放せない? タイトル背景 タイトル背景

人がものを手放せない時に考えることは、「なんとなく捨てられない…」という気持ちから来ています。
この「捨てられない」という気持ちを細かく分けると、「高かった」「思い出がある」「壊れていない(もったいない)」など、様々な感情が混じっています。

この「高かった」「思い出がある」「壊れていない(もったいない)」を、ランドセルに当てはめてみましょう。

► 高かった:高額のランドセルを購入した。祖父母などからのお祝いだった。
► 思い出がある:子どもと6年間をともにした品である。
► 壊れていない(もったいない):丈夫な素材を使っていて、まだ使えそうなので捨てられない。

まずはその品物に対して、「どういった感情があって捨てられないと感じるのか」を、理解しておくことが大切です。

どのような
手放し方がある? タイトル背景 タイトル背景

「捨てられない」という気持ちの理由をもう少し明確にして、その解決方法を考えてみます。

► 高かった
► 壊れていない(もったいない)
ランドセルを購入した時、子どもの祖父母などからお祝いをもらって購入したかも知れませんし、あるいは、子どもにいいものを持たせたいと、質の良いものを奮発したかも、という理由が考えられます。

★「高かったから、次の誰かに活かしてもらおう」
この解決方法としては「寄付」が考えられます。
高かったからと考えて、ご自身だけで留めるのではなく、ランドセルを必要としている他のお子さんに譲ることも一つの手段だと言えます。
ただし、最近は寄付をしたい方も多いそうなので「ランドセル 寄付」などのキーワードで検索をして、事前に調べてから送ってください。

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► 思い出がある
入学当時は小さかった子どもが、6年間を経て大きく成長する過程をともに歩んだ品物なので、ランドセルを子どもの成長記録のアイテムとも捉えている場合です。

★まだ使えるなら、再活用の道を!
ランドセルを販売している会社の中には、子どもの卒業後に役目を終えたランドセルの「傷などが少なく、活かせる部分」を使い、小さなランドセルや財布、スマホケースにリメイクするオプションサービスを展開しているところもあります。

「まだ使えそう」と感じるのであれば、是非とも【再活用】できる道を探ってみませんか。

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そのほか、こんな使い道も タイトル背景 タイトル背景

筆者にも小学校を卒業した子どもがいますが、その子のオリジナルのランドセル活用法は「思い出ボックスにすること」でした。

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空のランドセルの中に好きだった本や友達との写真、保管しておきたい品を入れていました。何かがあった時に自分が大切にしたいものをすぐに取り出せるように、という気持ちから、子どもにとっての「宝箱」のような位置付けであったのかとも考えています。

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再活用の道を タイトル背景 タイトル背景

ランドセルは思い出の品であり、価格が高いこともあって、どうしても「もったいない」という気持ちがあるかも知れません。
しかし、再活用の道を探ることで、ランドセルを片付けるだけではなく「もったいない」という気持ちに「カタをつける」ことができるのです。

空のランドセルが放置されている…、という状況にならないよう、是非とも再活用の道を探ってみるのはいかがでしょうか?