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大掃除は
面倒くさい…!?
「やる気スイッチ」
を押す
ポイント大公開!

年末の大掃除は、新しい年を迎えるための家全体のリセットとして、多くの方にとって大切なイベントです。しかし、その規模と労力は時として圧倒的で、「面倒くさい…」と感じてしまう場合もあるはず。

今回は、大掃除のハードルを下げ、「これならできそう」と感じるための「やる気スイッチ」を押すポイントを紹介します。

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やる気スイッチのポイント タイトル背景 タイトル背景

1. 小分けにする
片付けの基本は「分ける」ことです。これは大掃除のタスクを分ける場合にも応用できます。
大掃除という大きなタスクを、部屋ごと部分ごとの小さなタスクに分けます。それぞれのタスクをリスト化し、それを一つずつクリアしていくことで達成感を感じやすく、モチベーションの維持にもつながります。

2. 事前の計画立て
なにもない状態で「大掃除をしよう」と考えて掃除を始めても、途方もなく感じるもの。
ですので、大掃除を始める数週間前から計画を立てましょう
それぞれのタスクに優先順位をつけ、実際に掃除を始める前に必要な掃除用具や収納アイテムを揃えていくことで、スムーズに作業に取り掛かれます。

3. 片付けを先にしよう
掃除は、その場所を綺麗にすることはできますが、それでは根本的な解決にはなりません。掃除をしようと考えている場所に不要な物が置いてあると、その物を避けながら掃除をすることになるので時間もかかります
大掃除に取り掛かる前に、まず片付けを行いましょう。不要な物を取り除いておくことで、より効率的に作業を進めることができます。

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4. タイマーを使う
どのくらいの時間をかけなくてはいけないかが不透明なまま作業に入ると「面倒くさい」と感じやすくなります。
これを解消するためにはタイマーを使うことが効果的です。例えば25分間掃除して5分休むといった、短時間の休憩を挟みながらで作業を進める方法(ポモドーロ・テクニック)を取り入れてみてください。
同じ長い時間を掃除するとしても、疲労を感じにくくなります

5. 音楽やラジオ、オーディオブックを聴く
作業中、自分に楽しみを与えることも大切です。
好きな音楽やラジオ、オーディオブックを聴きながら作業を行うと、目と手は片付けや掃除の作業に集中させることができます。
また、楽しみながら作業を進められたという体験は、次の片付けや掃除を行う際にもストレスを感じにくくなります
(映画や動画サイトは映像に集中力を奪われてしまうことがあるので、あまりお勧めしません。)

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6. プロフェッショナルの力を借りる
どうしても手に負えない部分は、プロフェッショナルの掃除サービスに任せることも一つの方法です。プロの技術により時間を節約し、より高いレベルの清潔さを保つことができます。
筆者はエアコンの掃除と換気扇周りの掃除はプロの業者にお願いしています。

大掃除という今回のテーマからは少し外れますが、繁忙期以外であれば若干お安く作業してもらえる場合もあるので、大掃除ではなく「年間の掃除計画」にプロへの依頼時期の予定を入れておくのもいいかもしれません。

7. 報酬を設定する
大掃除を終えた後のご褒美を事前に決めておくことで、作業へのモチベーションアップに繋がります。例えば、大掃除後には特別なディナーを楽しむ、新しいインテリアを買う、などです。
豪華なものでなくても、近所のコンビニでスイーツを買う、好きな本を買う、などでももちろんいいでしょう。快適な空間で自分が過ごしたい時間を目指すモチベーションになるはずです。

このように、大掃除を小さな成功体験に分解し、進捗を目で見て確認できるようにすることで、「これならできそう」という感覚を持てるようになるはずです。

そして何より、大掃除はその年の終わりを意味するだけでなく、新しい年の清々しいスタートを切るための準備期間です。大掃除を行うことで、心も家も新たな年に向けてリフレッシュし、ポジティブなスタートを切るための基盤を築くことができます。

キッチン
【事前の計画立て】
のポイント タイトル背景 タイトル背景

先ほどのポイント2にある【事前の計画立て】ですが、家の中でも最もアイテム数の多い、キッチンを例に挙げて説明していきましょう。

場所で分ける
「キッチン」とひとくくりに書いても、そのスペースの中には様々な役目を持つ場所があります。まずは、どんな収納場所がキッチンにあるかで分けます。
(ここに挙げたものは一例なので、ご自身の暮らしに合わせて加筆修正してください。)

キッチン設備
調理家電
キッチン備品収納
ストック食品収納
冷蔵庫

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作業をピックアップする
先ほど分けた場所で、それぞれに行う「片付け・掃除」の作業をピックアップします

キッチン設備

・レンジフードの掃除
・コンロの掃除
・魚焼きグリル内の掃除
・キッチン台の掃除
・蛇口を磨く
・シンクを磨く
・収納の引き出し・棚の中身の整理

調理家電

*壊れていないかをチェック
*買い替えの候補家電の検討
・電子レンジ
・食洗機
・トースター
・電気ポット
・炊飯器

キッチン備品

*割れ、カケがある食器は処分
*使いづらくなってないかを確認
・フライパン
・鍋
・タッパー
・調理用具
・包丁
・ボウル、ザル
区切り線

ストック食品

*賞味期限内かどうかを確認
・液体調味料(醤油、みりん、酒、酢など)
・調味料(砂糖、塩、こしょう、スパイス)
・乾物
・レトルト食品
・乾燥パスタ

冷蔵庫

*棚ごとに分けたり、中に入れているアイテムで分ける
・食品の整理
・調味料の整理
・棚を拭く
・ゴムパッキンを掃除する
・製氷器を掃除する
・冷蔵庫のケースを洗う

あとは、ピックアップした作業ごとに進めていきましょう。

まとめ タイトル背景 タイトル背景

今回は大掃除というテーマでお話ししましたが、筆者は「片付け」というものは、オバケのようなものだと考えています。
正体がわからないけれど、小さい時からなんとなくその存在を意識させられている。退治する方法が分からないから「恐怖」の気持ちが出てきてしまうのです。

冒頭にもお伝えしましたが、片付けの基本は「分ける」ことです。
広い場所だと感じておっくうになるなら、片付けがしやすい範囲に区切って考えれば良いのです。時間がかかると思うなら、作業ができる15分程度で時間を計りながら始めてみましょう。

「片付け」をオバケにしているのは、案外、私たちの心かも知れません。
「片付け」は単なる家事ではなく、あなたの生活を自らが整え、輝かせていく、という意識を持つことができる【人生をより良くしていける方法】でもあります。

あなたが「片付け」の第一歩を踏み出していくことを応援しています。