すっきりお片付けブログ
梅雨時の
省エネ対策にも!
片付けで暮らしが
もっと快適に
なる方法
「なんだか家の中がベタベタする…。」
「カビの臭いが気になって、気分までどんより…。」
梅雨の湿気は、私たちの暮らしの快適さを奪う、やっかいな存在です。
今回は、そんな梅雨の悩みを解消し、快適に過ごすための収納・片付け術をご紹介します!
誰でも簡単にできる方法ばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
「窓を開けても風が通らない…。」
それは、室内に風の通り道ができていないからかもしれません。
風が滞ると湿気もこもりやすくなります。
まずは、風がしっかり流れる環境を作りましょう!
■風通しを良くする3つのポイント
1. 家具の配置を見直す
窓のそばに大きな家具やものがあると、せっかく入ってきた風の流れを遮ってしまいます。風が奥まで通りやすいよう、家具と壁の間にスペースを作り、配置を見直しましょう。
2. 「入口」と「出口」を意識する
風は「入る場所」と「抜ける場所」をセットで開けることでスムーズに流れてくれます。対角線上にある窓やドアを開けて、風の通り道を作りましょう。
3. 床のものを減らす
床にものを置いていると、風がうまく流れず湿気がたまりがちに。収納を工夫して、床のものを減らすだけでも、風通しも見た目の涼しさもアップします。
「クローゼットを開けたときのムワッとした空気が気になる…。」
それは、収納スペースに湿気がこもっているサインです。
湿気を防ぐには、収納内にも空気の流れをつくることが重要です!
■湿気をためない収納のコツ
整理が終わったら、収納方法を見直しましょう。
●収納は「余白」を意識する
・ものをギュウギュウに詰め込むと空気が流れず、湿気がたまる原因に。収納スペースに少し余裕をもたせるだけで、湿気やカビを予防できます。
●通気性の良い収納用品を選ぶ
・収納ボックスや衣装ケースは、通気性の良い不織布製や、湿気を吸収する桐製などがおすすめです。
・クローゼットや押し入れの床には、すのこを敷くと通気性がアップします。
●除湿アイテムを活用する
・収納スペースには除湿剤や炭を設置しましょう。特に梅雨の時期は、除湿剤の定位置を決めて、こまめに交換することで効果を持続できます。湿気がたまるとカビや臭いの原因にもなるため、収納の見直しは家族の健康を守ることにもつながります。
梅雨時期は、収納方法を見直す絶好の機会です。
湿気対策に効果的な収納アイデアと衣類収納術を取り入れて、快適な空間を作りましょう。
■収納アイデア
1.吊り下げ収納を活用する
クローゼットや押し入れのデッドスペースを活用し、吊り下げ収納を取り入れることで、床の通気性を確保できます。S字フックや突っ張り棒などを活用し、バッグや帽子、ベルトなどを吊るして収納しましょう。
2.ファイルボックスで立てる収納
湿気がこもりやすい本や書類は、ファイルボックスを活用して立てて収納しましょう。立てる収納は、通気性を確保できるだけでなく、探しやすく取り出しやすいというメリットもあります。
3.通気性の良い収納棚を活用する
スチールラックやメッシュ棚など、通気性の良い収納棚を活用することで、収納スペース全体の通気性を高めることができます。特に、湿気がこもりやすい洗面所や脱衣所などにおすすめです。
4.湿気取りシートを活用する
収納スペースの床や壁に、湿気取りシートを敷くことで、湿気対策になります。特に、布団やカーペットの下に敷くと効果的です。
5.衣類の収納方法
・衣類は詰め込みすぎず、通気性を確保するために、衣類と衣類の間に空間を作りましょう。
・湿気を吸いやすい衣類は、除湿剤と一緒に収納しましょう。
・シーズンオフの衣類は圧縮袋などを活用し、コンパクトに収納するのもおすすめです。
梅雨時期の湿気対策は、決して難しいものではありません。
今回ご紹介した3つのコツをどれか1つやるだけでも、空気が変わるのを実感できるはずです。
「やらなきゃ…」ではなく「今すぐちょっと試してみよう!」そんな気持ちで、ぜひ暮らしに取り入れてみてください。
湿気対策は、アレルギーやシックハウス症候群のリスクを減らし、家族の健康を守ることにもつながります。
片付けの工夫ひとつで暮らしが変わります!
梅雨時期を快適に乗り切りましょう。