すっきりお片付けブログ
夏休み!
子どもが自分から
「片付けたい!」と
言い出す3つの魔法
「散らかっているのに、ちっとも片付けない…」
「片付けって、どう教えたらいいの?」
夏休みが近づき、子どもの部屋の散らかり具合に頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
「片付けなさい!」と言ってもなかなか動かない…。
むしろ、言えば言うほど反発されるってこともありますよね。
そこで今回は、子どもが自分から「片付けたい!」と感じる、実践しやすい3つのアイデアをご紹介します。
シンプルだけど、毎日ちょっとずつ楽しくできる方法です!
「片付けなさい!」と言うと、子どもには命令口調に聞こえてしまい、自分でやろうとする気持ちを削いでしまうことも。
大切なのは親からの指示ではなく「使いやすい環境」を整えることです。
そこでオススメなのが「褒めトレ」=褒めるトレーニング。
ただし、なんでも褒めればいいわけではありません。
効果的な褒め方のポイントを押さえましょう。
●小さな行動を見つけて感謝する
例えば、本を棚に戻したら「次に読みたい人がすぐに見つけられるね!ありがとう」と具体的に伝えましょう。
感謝の言葉と具体的な効果を伝えることで、子どもは人の役に立つ喜びを感じ、思いやりの心を育みます。
●プロセスを重視して褒める
子どもの行動を具体的に褒めることが大切です。例えば、おもちゃを整理している時に「使う順番に並べたんだね!分かりやすくて素晴らしい!」と褒めると、子どもは自分の工夫に自信を持つことができます。
●自主性を育む声かけ
「どこに置くと取り出しやすいかな?」と、子ども自身に置き場所を決めてもらうことで、「自分で決めたことは守ろう」という意識が芽生えます。小さな成功体験を積み重ねることで、子どものやる気を引き出しましょう。
「明日の体操服が見つからない!」
「大事なプリントがどっかいった!」
こんな経験はありませんか。
必要な物がどこにいったか見つからず、探しているうちに、気づけば部屋中がぐちゃぐちゃ…。
片付けを面倒に感じさせないためには、【探さなくても見つかる仕掛け】を作ることがポイント!
●「ラベル」を貼る
収納ケースに「ラベル」を貼ることで、中身が見えなくても何が入っているか分かるようになります。文字での表示に加えて、子どもの年齢に合わせて写真やイラストを活用すると、整理整頓がさらにスムーズになります。
●「使う場所」に置く
片付けが苦手な子どもにとって、物を元の場所に戻すのは意外と難しいものです。そこで、まずは「使う場所」に物を置くことから始めてみましょう。
例えば、リビングでよく使う絵本や文房具は、リビングの収納スペースに。お風呂で使うおもちゃは、お風呂場の収納スペースに置くなど、使う場所に置くことで、必要な時にサッと手に取れ、使い終わった後もスムーズに戻せます。
●「仲間」を作る
お絵描きセットなど、一緒に使う物をグループにしてみましょう。
「おもちゃがすぐ見つかる=すぐ遊べる!」
「片付け時間が減る=遊ぶ時間が増える!」
このメリットを実感できるように、「取りやすく・戻しやすく・続けやすく」の3つを意識して収納するのがポイントです。
「片付け=楽しいこと!」と感じると、子どもは積極的に動きます。
片付けを通して「できた!」を増やすことで、自己肯定感も高まります。
例えば、こんな方法はいかがでしょう?
●「5分間片付けチャレンジ」
・家族みんなで5分だけお片付け。
・「出しっぱなしが少なければ早く終わる」と気づかせるのがポイント。
●「〇〇店ごっこ」
・「本屋」「洋服屋」など、お店の店長になった気分でお片付け。
・物の配置を工夫しながら、楽しんで整理できます。
押し付けるのではなく、子どもが達成感を味わえるようにしましょう。
1. 完璧を求めすぎない
2. できなくても、叱らない
3. 子どもの工夫を認める
片付けは、「やらなければならない」ことではなく、「できた!」と感じられる成功体験の場です。
親の役割は、叱ることではなく、子どもが自分でできる環境を整えること。
小さな成功の積み重ねが、大きな自信につながります。
子どもの年齢に合わせて、柔軟なアプローチを取りましょう。
片付けは、単なる生活スキルではなく、自立心と責任感を育む大切な成長の機会です。
今年の夏休みは子どもと一緒に楽しく片付けてみてください。