気づけば部屋中にあふれるぬいぐるみたち。「お誕生日やクリスマス、旅行のお土産…」と、思い出とともに増えていくぬいぐるみは、子どもにとって大切な宝物です。しかし、いつの間にか収納場所に困ってしまうのも事実。「もう置く場所がない！」と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、増えすぎたぬいぐるみを上手に整理し、子どもも喜ぶ片付け・収納方法、そして手放す際の心温まるアイデアをご紹介します。大切な思い出を整理し、スッキリとしたお部屋で新たな思い出を育みましょう。

お気に入りを選ぶことから始めよう
「いらないものを選んで」と促すと、子どもは不安になり、「全部いる！」となってしまうことがあります。そこで、「お気に入りのぬいぐるみを選ぶ」ことから始めましょう。
例えば、「今の気持ちで5つだけ選んでみよう！」と声をかけ、ゲーム感覚で取り組むのもおすすめです。

選ぶ基準を明確に
「一番遊んだのはどれ？」「一緒に寝たのは誰？」など、具体的な質問をすることで、子どもは選びやすくなります。
選ぶ基準を明確にすることで、子ども自身が納得して整理を進められるでしょう。

感謝の時間を大切に
「たくさん遊んでくれてありがとう」「楽しい思い出をありがとう」と、ぬいぐるみに感謝の気持ちを伝えましょう。
手紙を書いたり、写真を撮ってアルバムを作るのも、思い出を振り返る素敵な方法です。

ぬいぐるみの新しい居場所を考えよう
・処分する：自治体のルールに従って処分します。感謝の気持ちを込めて、きれいな袋に入れましょう。塩で清めたり、白い布で包んでから処分するのも良いでしょう。
・譲る・売る：リサイクルショップやフリマアプリで譲ったり、幼稚園や児童施設に寄付するのも良いでしょう。事前に確認が必要です。
・人形供養：思い入れの強いぬいぐるみは、神社やお寺で供養してもらいましょう。
・ファイルボックス：洗剤や柔軟剤のボトルなど、高さのあるものの収納に。

思い出ボックスを作る
手放すのが難しい場合は、一時的に「思い出ボックス」に保管し、時間を置いてから再度検討しましょう。

見せる収納：
・壁掛けネットやカゴを活用すれば、インテリアの一部として楽しむことができます。
・透明な収納ケースに並べて、コレクションのように飾るのも素敵です。

隠す収納：
・大きめの収納ボックスやベンチ型収納ならスッキリと収納することができます。

ローテーション収納：
・一部を箱にしまい、季節や気分によって入れ替えることで、新鮮さを保つことができます。
・ぬいぐるみのテーマを決めて、ディスプレイのように飾るのもいいですね。

ポイント：
・子どもが自分で出し入れしやすい収納方法を選びましょう。
・ぬいぐるみの大きさに合わせて、収納用品を選びましょう。
・収納場所を決めて、定位置管理を習慣化しましょう。

子どもにとって、ぬいぐるみは成長の記録であり、心の支えです。
定期的な整理と適切な収納で、大切な思い出を守りながら、スッキリと快適な空間を保ちましょう。
子どもと一緒に、楽しみながら整理を進めてくださいね。