関西 グルメ
百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)に、7ブランドが集結する食エリア「コミューナルフードマーケット」が誕生。3月31日のオープンに先駆けて、11日に商品が公開された。
「地域を元気にする素材」「環境を考えたモノづくり」「受け継がれてきた味わい」など、持続可能な「食の未来」をテーマにし、2019年10月から月1回開催されてきた「プラットファーム マーケット」。若年層にも好評なことから、それをさらに発展したカタチとして、常設のコーナー「コミューナルフードマーケット」となった。
今回は同店が生産者らとともに立ち上げた新たな4ブランドも登場し、いずれもイートインできるメニューも準備。そのため、エリア中央にイートインスペースのテーブルを設置し、現場の生産者とのオンライン中継など、商品を楽しめるイベントも開催予定だという。
注目は、全国の約15牧場から厳選される牛乳や乳製品の「CRAFT MILK SHOP(クラフトミルクショップ)」、京都の製餡所によるあんこを使った甘味「京らく製あん所」、熊本の果物を使ったジャムと焼き菓子店「FLAVEDO(フラベド)」、千葉・八街市産のピーナッツ専門店「Dore(ドレ)」だ。
新ブランド「クラフトミルクショップ」イメージ(3月11日の商品発表会の様子)
「コミューナルフードマーケット」内の新ブランド・コンフィチュールと焼き菓子「FLAVEDO」
「こだわりのないものがない、という顔ぶれがそろっています。大量生産できない丁寧に作られた商品ばかりで、その分、作り手の方の思いがお客さまに直に届く場になれば」と担当者。
新ブランド「京らく製あん所」商品イメージ(3月11日の発表会の様子)
新ブランド・ピーナッツショップ「Dore(ドレ)」商品イメージ
ほかにも、既存店の「蜂蜜専門店ミールミィ」、「サスティナブルコーヒーショップ ロイヤルフレーバー」はリニューアルオープンし、フランスの発酵バター専門店「エシレ・マルシェ オ ブール」では3月31日から期間限定スイーツが販売される。場所は、地下2階食品売場。
取材・文・写真/塩屋薫
行列のできるフランスの発酵バター専門店「エシレ・マルシェ オ ブール」。3月31日~4月6日までスイーツ「シュー・ピスターシュ」が限定販売される
2021年3月31日(水)オープン
住所:阪急うめだ本店B2 食品売場(大阪市北区角田町8-7)
時間:10:00~20:00
電話:06-6361-1381
リニューアルオープンする「蜂蜜専門店ミールミィ」。自分に合う蜂蜜を探してくれる、AIによる「はちみつ診断」にも注目
リニューアルオープンし、その場でもコーヒーが楽しめる「サスティナブルコーヒーショップ ロイヤルフレーバー」。日本初上陸のガラパゴス産コーヒーなどが充実
「クラフトミルクショップ」の「生クリームあんパン」は、大阪・北浜「まん福ベーカリー」と「京らく製あん所」とコラボ
「Dore」の「ドレ・シフォンケーキ」は落花生の特製クリームがたっぷり
「FLAVEDO」の「スコーンサンド」は、注文後に新鮮なコンフィチュールをサンドする