関西 グルメ
高級チョコレート専門店「ショコラティエ パレ ド オール」(大阪市北区)によるチョコレート自動販売機が、3月10日に関西に登場。そのユニークなアイデアが注目されている。
自販機の名前は「PALESTA(パレスタ)」。チョコレート専門店「ショコラティエ パレ ド オール」とスタンド(売り場)からネーミング。自販機は現在は現金のみで対応
三枝俊介シェフによる2004年創業の同ブランド。いち早くカカオ豆から自家生産のチョコレート製造を手がけ、世界的にも珍しいホワイトチョコレート専門のブランドを東京でオープンするなど、チョコ通にはおなじみの存在だ。
今回、「PALESTA(パレスタ)」と名付けられた自動販売機は、チョコレートにとって最適な温度管理を重視して開発。大阪で店舗を構える商業施設「ハービスPLAZA ENT」地下1階に設置された。
商品は、お店のおすすめを7~8種。ハービスPLAZA ENT地下1階、エントランス広場入ってすぐのところに設置
「コロナウイルスの影響で、店舗で直接チョコレートを買うことを控えているお客さまやオンラインショップでの購入だと送料がかかることを懸念される方、購入する時間が店舗の営業時間と合わない方に向け、たどり着いたアイデアなんです」と話すのは三枝シェフ。
三枝俊介シェフ。東京・大阪で「ショコラティエ パレ ド オール」「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」、山梨で「アルチザン パレ ド オール」を展開する
ボンボンショコラやタブレットショコラ、手提げ袋(30円)が並び、料金は750円から。「実店舗は女性のお客が多いから、お店より行きやすい」「外回りの仕事中にサッと立ち寄れて便利」と男性からも好評だという。
左:定番人気のボンボンショコラ「パレドオール」4個入り2160円、右:「からだにおいしい乳酸菌タブレット」6枚入り840円
購入できるのは、ビルの開放時間である朝7時から深夜0時半まで。季節によって商品アイテムが変わる予定。
取材・文/いなだみほ
■「PALESTA(パレスタ)」
2021年3月10日(水)スタート
利用時間:7:00~深夜0:30
設置場所:ハービスPLAZA ENT B1
■「ショコラティエ パレ ド オール大阪店」
住所:大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT4F
営業:11:00~20:00(LO19:30) 不定休(施設に準ずる)
電話:06-6341-8081
「獺祭 磨き二割三分」を使用した「獺祭ショコラ」。お米の甘い香りが際立つビタータイプと塩をアクセントに加えたミルクタイプ6個入り2480
2021年春の新作「コフレプランタン 2021」。カカオの香り豊かな自家製チョコレートをベースに、桜の香りや、菜の花の優しい苦味を絶妙にマリアージュさせたボンボンショコラの詰め合わせ。8個入り2970円