予算と希望を最初にハッキリお伝えいただいたのでアドバイスもさせていただきやすかったです。
ＬＤＫのカーテンはパープルにしたいという奥様とお嬢様のご要望からお好みをすぐに共有でき内装のコーディネートも上手にできました。
お子様達はもう成人されているので家族全員で食事をされることが少ないことや生活時間の違いがあってもそれぞれがリラックスでき、時には自然にＬＤＫにみんなが集える空間になりました。
LDKのカーテン以外にも襖をアクセントにした寝室、スヌーピー柄壁面のデスクコーナーのあるご主人様のお部屋、かわいいピンクのアクセントクロスのある女子力の高いお嬢様のお部屋、それぞれの個室にもポイントがあって楽しいインテリアになりました。

これまで引越しが多い転勤族で、持ち家、賃貸、戸建て、マンションと様々な住居形態に暮らしてきました。子ども2人が社会人となり、働く大人4人家族、そろそろ都市部で通勤に便利な場所を選んで、家族がゆったり寛げるような住まいを構えたいと考えるようになりました。家探しは初めから新築、中古にこだわらず探し始めました。実は過去に何度かリフォームも経験していましたし、望み通りの立地や広さを手に入れるには新築だけを対象にしていては、選択肢が少なく、妥協の連続になるかもしれない不安があったので、中古物件でもリフォームして暮らせばいいと考えていたからです。

リフォームのこだわり

まず大人4人がそれぞれに部屋を持てるように、そして和室ではなくすべて独立性の高い洋室仕様にしたいと考えました。他には以前のマンションが居室に水廻りの音がよく響きとても不快に感じていたので次の家選びでは絶対に解消したいと思っていたポイントでした。他にはずっと浴室が狭かったので次の住まいでは広く快適にしたいと考えていました。キッチンも次こそはデザインにこだわりたいと思っていました。ただ、このこだわりのニュアンスがなかなか伝わらないのです。Ｔさんだから理解してもらえたと感じています。

施工期間もワクワク

近くだったのでほぼ毎日見に行きました。進行が目に見えて本当にワクワクしました。前の居住者さんがバルコニーのウッドタイルのようなものを置いていかれたのですが、ちょっと私たちの好みではなかったので毎日少しずつ自分で剥がして撤去する作業にチャレンジしてみたのです。阪急さんにお願いする手も考えたのですが、なんでも頼むだけでなく毎日見に行くついでに自分でも何か手を動かしてみようと。思ったよりずいぶんたいへんでくじけそうにもなりましたが、やっと完了したときの達成感は大きくて、住みはじめて思い入れもできたと感じています。リフォームは過程があるから楽しいし、充実した気持ちになれるのかもしれませんね。