すっきりお片付けブログ
2学期になっても
慌てない!
1日で楽しくできる
夏休みの学用品
片付けマジック
夏休みが近づいてくると、子どもの学習スペースの片付けが気になりますよね。
持ち帰ってくる学用品、例えば水彩道具、お道具箱、習字道具、リコーダー、授業で作った工作、育てている植物(アサガオなど)で、机の周りはいっぱい!
それに加えて宿題の問題集なども…。家の中が片付かない状況に頭が痛い方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも心配ご無用!
この夏、大人のマジックで子どもの片付けのやる気を引き出しましょう!
子どもは「片付けなさい」という言葉だけでは動きません。
大人の声掛けや仕組みを子どもに合わせてあげることで、子どもの心の中には、驚くべき変化が起こります。そして、それはただの片付けではありません。
片付けは子どもが自己成長し、責任感を培い、将来の成功への一歩を踏み出すための道なのだと考えてください。
この片付けマジックの最初のステップは、大人からの「魔法の言葉」です。
「片付けなさい」ではなくて、「学校から持って帰ったものをきれいにして、広い部屋で夏を楽しく過ごそう」と伝えることで、子どもは片付けに対してワクワクし、自分の部屋を夢のような空間に変えるためのエネルギーも湧いてくるはずです。
次は、魔法のプランニングを駆使します。
「2学期が始まっても慌てないように、お道具箱と水彩道具をチェックしておこう!」と言って、持ち帰った学用品を準備してもらいましょう。
チェックリストを作って、子どもと一緒に確認しましょう。
見直す文具としては、色鉛筆やクレヨン、はさみ、のり、折り紙、水彩道具、習字道具などがありますね。
見直すポイントは、過去の記事「お道具箱を片付けるひと工夫」にも記載していますので、参考にしてみてください。
記事はこちら
家に持って帰ってきたからといって、全部を保管する必要はありません。
大事なのは「必要かどうか」なので、子ども自身にその判断をしてもらいましょう。
不要な場合は、「あなたの代わりに片付けておくわね」と一言添えて処分することも大事です。
子どもの作品の残し方の工夫についても記事があるので、よろしければご覧ください。
記事はこちら
持ち帰った学用品の収納場所は、特に決めておかなくても大丈夫。
それらは、2学期になったらまた学校へ持っていくものです。
ということは、家に置いておくのは夏休みの期間中のみ。ずっと置いておくものでないなら、無理に学習スペース内に置き場所を決めなくても大丈夫です。
例えば大型スーパーでよくもらう大きなレジ袋や、紙袋に入れて保管しておきましょう。
そして、大人は魔法の褒め言葉を使って子どもを称えます。
「あなたの努力に感謝しているよ!」
子どもが片付けを頑張ったら、ママはその小さな成功を称え、褒め言葉を贈ります。子どもは、自分の頑張りが認められると自信とやる気が湧いてくるのです。大人の言葉は子どもの心に深く刻まれ、彼らが成長していく道を照らします。
最後に、魔法のご褒美で夏休みを彩りましょう。
「君の頑張りは素晴らしい!ご褒美をあげよう」
といって、どんな些細な場所であっても片付けの終わりには、子どもに特別なご褒美を用意します。
それは、ピクニックやお出かけ、夏のイベントなど、彼らが喜ぶ特別な体験をプレゼントすることです。体験のプレゼントで子どもたちが頑張ったことへの感謝の気持ちと、次なる目標に向けたエネルギーを注入します。
子どもの片付けの基本は「片付けはイヤなことじゃない。楽しい」と感じてもらうことです。
そのためには、以下の4点がポイントです。
・目標をはっきりと提示して、共有する
・できるかぎり負担が少ないやり方を心がける
・がんばったことを褒めてあげる
・楽しいご褒美を用意してあげる
この夏、子どもの片付けに「楽しい」魔法をかけてみませんか?
子どもの心を引き寄せる魔法の言葉やプランニング、褒め言葉とご褒美の魔法によって、彼らの片付けが前向きなものになるでしょう。
「片付けさせないと」と思うことがなくなる分、大人の心も喜びに包まれると同時に、子どもたちの成長を見守る喜びも倍増することでしょう。
さあ、2学期の準備を手早く済ませて、子どもたちと楽しい夏休みを過ごしていきましょう。